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初年次ゼミナール

大学は、教育機関であるだけでなく、研究機関でもあります。教育は教師が生徒に教えるだけでも成立するかもしれませんが、研究にはそのような受け身の学習を超えるもの、自発的な学習態度が不可欠です。大学に入学する人には、研究者を目ざす人もいれば、さまざまな職種への就職を考えている人もいるでしょう。どちらの目的のためにも、さまざまな能力や態度を身につける必要があります。自発的・能動的に学ぶ能力と態度は、そういった能力や態度の根幹であり、大学を卒業したあとでも貴重な財産となるものです。  したがって、大学で学ぶためには、研究者を目ざす人も、そうでない人も、教えられるという受動的な学びから、みずから学ぶという能動的な学びに変える必要があります。初年次ゼミナールは、1年次前期に開講され、そのような学びの転換をスムースに行なう機会を提供することを目的とする、少人数クラスの双方向科目です。そこでは、プレゼンテーションやレポートなど、いろいろな手段を通じて、多様な視点の活用や学習研究の手法、自己表現や反省的思考など、能動的な学びを支える要素について、習熟させることを目ざします。

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