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組織概要

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杉山 雅夫 / 教授

担当科目名 文化とアイデンティティ
所属科目グループ 教養
個人ホームページURL  
連絡先 連絡先（学内のみ）
研究分野 文化接触と自己の形成
学位 文学修士
主な論文・著書
  1. "Der Traum der Verwandlung vom Selbst ohne Subjekt ins souverane Subjekt. Die Europaisierung in Japan - am Beispiel Fukuzawa Yukichi"　(2000) )
  2. 「対話の正真性と偏向　例としての日本」(2000)
  3. "Der Diskurs der Harmonie und des Schweigens - Der Universalismus und Regionalismus des Diskurses"(2001)　
  4. 和辻の「風土」論　　－差別の構造と文化研究の役割(2003)
  5. 大東亜共栄圏の正当化と論理　―　「世界史の哲学」と三木清(2004)
研究概要 私の研究関心は、自己の意識形成と文化の関わりの中における個対個のコミュニケーションにある。我々の持つ自己意識は本来的普遍的なものではなく、歴史的社会的状況に多く依存している。そもそも自己意識と言うことが、文化的歴史的なイデオロギーの産物でもある。
我々は多くの場合、自分が語っていると思いながら、実は文化の与えてくれる決まり文句を言っているに過ぎないことが多い。こうした意味で、無意識に我々の 中に入り込み、我々の実体を装い、同時に様々なコンフリクトを生み出す文化的要素を再考し、解体してゆくことが、コミュニケーションの新次元を可能にする のではないかと考えている。